認知症カフェ…地域包括ケアシステム

9月21日(木) 晴れ

母がお世話になっているショートから認知症カフェのお誘いがあった。
1時半から3時半までやってますので、いつでも来てくださいね、と。
うーーん、明日は雨だというのに1時半から2時間は痛い。

カボチャがモザイク病にかかっている。
泣く泣く処分する。
病気だから仕方がないけど、気分が晴れない。
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カフェは、認知症に対する学びと介護者同士の交流が目的だそうだが、父は介護保険のない時代に失禁徘徊暴力の強力なアルツハイマー、母は高齢ボケボケを漕いできた身にとっては、今更難しい解説は必要ないし。
介護の愚痴を聞いてもらっても何も解決しないし、逃げられるわけでもない。
万一、説教タイプの人が参加していて上から目線で語られたのでは余計にストレスになる。

行こうか行くまいかプチハムレットをしていたが、母がお世話になっていることだし、行ってみようか。
3日前には元気いっぱい派手な衣装でフラガールしていたのに、今日は疲れ果てた介護者。
ギャップ、大きすぎ。
悲壮感、足りないし。
スタッフたちは大きな笑顔を投げかけてくれる。
ちょっと恥ずかしい。

カフェの参加者は4人。
実際に介護しているのは私ともう一人だけ。
あとはヘルパー歴の長い説教型のおばさんと介護とは全く無縁の人生を送るおばさん。
厚生労働省が目指す地域包括ケアシステムを見据えて、地域との連帯を目的に近隣に声をかけたが断られたらしい。

地域包括ケアシステムは、8年後を目標に各中学校区で医療も含む介護の一切合切をまかなっていく、国から都道府県や市町村に丸投げっぽい乱暴な構想。
地域完結、つまり近隣が支え合ってともかく在宅で頑張らせようという意図。
入院や入所はダメよ、国はお金がないんだもん。
で、介護殺人や介護難民がゴロゴロの三流国に成り下がるシステム。
今の時代、隣近所で支え合うって、冗談はよして。

施設からはデイとショートの責任者が二人。
もしかして、私って、来そうだからって一本釣りされたのかも。
そうよね、施設利用の介護者って働いていたり疲れていたりで余裕ないものね。

施設での認知症カフェは年に一度で今回が2度目。
最初の40分間は見当識障害等の講演会の動画と、重松清風泣かせる動画2本。
続いて手作りのシフォンケーキでお茶をしながら語り合う。
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泣きながら話す介護中の女性は、舅を見送り、姑がショート利用を嫌がり、自分の人生はいったい何なのかと。
自分は一生懸命介護しているのに、実の娘が来ると姑の顔の輝きが違う、こんなに頑張っているのに、と。
姑がデイサービスの間は自分の実家の両親の様子を見に通っている。
それでは体が休まらない。

ヘルパー経験者のおばさんは経歴自慢混じりに的外れな説教だし、介護無縁のおばさんはお気楽な発言だし。
二人は世話好きないい人で、アドバイザー的立ち位置だろうけど夜も昼も介護をしている人間にとってはちょっと弱い。
結局、私は励まし役に終始し、母を連れて一緒に帰った。
彼女の役に立ったなら無意味な時間ではなかったかも。
カボチャだって病気になるんだし。
って、意味不明だけど自分を励ます。

お嫁さんがサツマイモを掘ってくれていた。
きれいに並べたサツマイモ、ちょっと元気が出た。
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